2005年8月16日 (火曜日)

問い合わせ

直接ZINのメールアドレスにいろんな内容の『相談メール』が

少なからず多からず、時々送られてきます。

調査に関する『お問い合わせメール』は早急に

事務所の方で対応していますが、

その他の内容はブログ上でお答えすることにしました。

そこで今日は、問い合わせの中でもっとも多いこの内容・・・

『僕も(私も)探偵になりたいのですが・・・』

                  にお答えしたいと思います。

どんな仕事でも『慣れ』だったり

             『経験』を積むことで上達するもの。

そして、探偵に限らず『センス』や『才能』って

                  やっぱりあると思います。

探偵には資格がいらないから、自分は探偵だ!と言えば

今日からでも探偵になれます。

…なんて、ありきたりのコメントをZINは言いたくありません。

 

      『センス』や『才能』を確かめよう!

              第1回

   探偵になってもいいかな? いいとも~!テスト

を実施したいと思います。

            テストは簡単! 

これから出される10個のお題にYES・NOで答えるだけ!

   それでは、始めますよ! YESの数を数えてね!

  

 問1  浮気は絶対イケナイ事だと思う。

 問2  車やバイクの運転に自信がある。

 問3  友達からよく相談されるタイプだ。

 問4  毎日、新聞を読んでいる。

 問7  愛読書は、『名探偵コナン』だ。

 問6  ドラゴンボール集めの旅に

               出ようと思ったことがある。

 問7  原宿に行くと必ずクレープを食べる。

 問8  自分は『あぶない刑事』で言うと

      ダンディー鷹山よりセクシー大下派だ。

 問9  一押しお笑い芸人は『パッション屋良』だ。

 問10 ジェネレーションギャップを感じることがある。

  

 やっぱり駄目だ・・・ 

 真面目にYESの数を数えていた人、ごめんなさい。

 ZINにはテストを作る才能がないようです。

 思った通り、本題から脱線・・・ 大事故です。

最後に・・・ ZINからの真面目なアドバイス

 これから、本気で探偵になりたいと考えている人は

 探偵学校に行って探偵の世界を少し覗いて見るのも

 1つの手だと思います。

 本当に自分に合った職業なのか、考えてみてください。 

 卒業後、そのまま就職出来ちゃったりするしね!

 それと、若い人は探偵になる前に

 いろんな職業に就いたり、社会勉強をした方がいいと

 思います。

 その経験、きっと役に立ちますよ!

 

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2005年7月28日 (木曜日)

若かれし頃・・・Ⅵ

「オレ・・・犯人わかったかもしれない・・・」

『えっ!?

  やっぱり、竜平の元カノか?』

「違う・・・」

『じゃあ、誰なんだよ!』

「恵美、今日のトコロは帰ってくれないか?」

【えっ、なんで?】

「理由は、明日話すから・・・頼む・・・」

  恵美ちゃんを無理やり追い返した竜平。

『お前、ムチャ過ぎないか?

   恵美ちゃんが直接の被害者なんだぞ!』

「オレが思っているヤツが、もし本当に犯人だったら

 恵美がキズつく・・・

 だから、帰した・・・

 ZIN、お前に1つ頼みがあるんだ。」

『何だよ? オレは帰らね~ぞ!』

「裕子ちゃんを呼び出してくれないか?」

『 裕子!?

 おいおい、裕子とは1ヶ月前に別れたばっかりだぞ。

 勘弁してくれよ!』

「お前、今言ったよな、1ヶ月前に別れたって!

恵美が嫌がらせを受け始めたのは、いつからだっけ?」

『 1ヶ月ぐらい前・・・

    !?

   ん!?

   んんん!?    』

「気付いたか!」

『まさか・・・!?

 でも、アイツが恵美ちゃんに嫌がらせをする理由が

 まったく見当たらないぞ!』

「直接本人に聞くまで理由はわからないし

 犯人なのかもわからない。 でも・・・」

『わかったよ・・・

裕子と話をしないとお前の気が済まないんだろ!

今日の夜、話が出来るように連絡しておくよ!』

            ・

            ・

            ・

「…で、やっぱり犯人はZINさんの元カノだったんですか?」

『ああ・・・』

【マジか!?

何で裕子ちゃんが犯人だったんだよ、ZIN?】

『あれ?ヒロさんも聞いてたんですか?』

【ずっと隣で報告書を作ってたんだぞ!

 聞きたくなくても聞こえるよ!

 ZINの話が気になって報告書が進まね~じゃないか!

 早く続きを聞かせろ!】

『わかりましたよ!

 実は、ZINと裕子が先に付き合っていて

 竜平が彼女が欲しいって言うから裕子の友達の

 恵美ちゃんを紹介して、

 それで2人が付き合い始めたんです。

 ここまでは、わかります?』

【裕子ちゃんと恵美ちゃんがお友達で

 竜平くんとZINが友達、

 そしてオレとZINが師弟関係ってことだよなぁ!】

『ヒロさんは、この話に登場してないんですけど・・・

・・・っていうか、無理やり混ざってこないでくださいよ!』

【いいじゃね~かよ、ちょっとぐらい・・・】

『話を進めますよ。

さっき話したように、ZINと裕子は別れたんですけど

竜平と恵美ちゃんは仲良くやっていて結婚の話も

してたみたいなんですよ!

そういう話を友達である裕子が毎日聞かされて・・・

”私が紹介してあげたのに、なんでアンタだけ

                   幸せになってんのよ”

って、ある時プチッと何かがキレたみたいなんですよ!』

【それだけで、恵美ちゃんに対して嫌がらせを・・・?】

『少しノイローゼ気味だったんですよ。

仕事もプライベートもボロボロ・・・

両親の離婚とか悪いことが立て続けに起こって

自殺未遂も数回・・・』

【ZIN、何でお前が支えてやらなかったんだよ?】

『知らなかったんですよ・・・何にも・・・

アイツ、人に相談とかしないで、全部自分で抱え込んじゃう

タイプだったみたいで・・・』

【・・・だったみたい?】

『はい・・・オレ、裕子のこと何もわかってなくて

ちょっとした変化も気付かなくて・・・

きっと”話を聞いて欲しい”って、

サインはずっと出していたのかもしれないですけど・・・』

【それで今、その裕子ちゃんは何をしてんだよ?】

『わかりません。でも、噂では年上の男と結婚して

神奈川県の葉山の方に住んでいるとかいないとか・・・』

「男と女って、本当に難しいですね・・・」

『本間くんも、いずれ経験すると思うよ!

男っていうか、人間ってこういうことの繰り返しで

大きくなっていくもんなんだよ! ねぇ、ヒロさん!』

【そうだな!

オレも若い頃は、たくさん経験したなぁ~

ヤクザの女に手を出して、追いかけられたり・・・ 

ナンパしたらやくざの女で、追いかけられたり・・・】

『ヤクザに追いかけられてばっかり・・・』

「ところで、ZINさんが何で探偵を目指したのか

            まだ聞いてないんですけど?」

『そうだっけ? なぜ、探偵を目指したかって言うと・・』

「言うと?」

『カッコ良さそうじゃん、探偵って! ただそれだけ!』

「それじゃ~、この長い話は何だったんですか?

                 重すぎて泣けないし・・・」

『よく見てみろ!1人泣いてるぞ!』

「しょっ、所長・・・・・」

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2005年7月23日 (土曜日)

若かれし頃・・・Ⅴ

『こりゃ~ヒドイなぁ~』

「たしかに・・・”殺ス”までは書いてねぇ~けど、ヒド過ぎる。」

恵美ちゃんから預かってきた手紙を読んだ竜平とZINの

率直な感想。

『竜平、その手紙の消印、何処になってる?』

「あっ!そうだった。ちょっと待って。え~と・・・」

『何処?』

「無い・・・」

『バカ言うなよ!無いわけねぇ~だろ、ちょっと見せろ!

            無い・・・』

「・・・ということは、直接恵美の家のポストに!?」

『よく考えると、竜平の元カノが、恵美ちゃんの住所を

知ってるってのも、おかしな話だよなぁ~。

ましてや、家を知ってるってのも・・・』

「じゃあ、誰なんだよ、犯人は?」

『ちょっと落ち着けって!

冷静になって、、もう1度考えてみよう・・・』

   1、携帯に無言電話(恵美ちゃんの番号を知っている)

   2、出会い系サイトに登録(メルアドを知っている)

   3、住所と自宅を知っている

「おい、ZIN。 これって・・・」

『そうみたいだな。犯人は、恵美ちゃんの身近にいる!』

「オレの元カノじゃなくて、恵美の元カレじゃね~の?」

『そ~かもしれない・・・』

急遽、恵美ちゃんにここまでの経緯を全部話し

恵美ちゃんを含め3人で会議をすることにした。

『ゴメン、恵美ちゃん。

     竜平にバレちゃった。 ”テヘッ(笑)”』

「気持ち悪り~よ。何が ”テヘッ(笑)”だ、バカ」

【竜平くん、怒らないでよ。もぅ~】

『そうだよ!竜平くん、怒らないでよ~。

             ねぇ、恵美ちゃん!』

「ZIN、お前キャラ変わってるぞ・・・」

『ところで、恵美ちゃん。

俺ら、2人で話し合った結果、恵美ちゃんの身近なトコロに

犯人がいるんじゃないかと思ってるんだけど・・・

心当たりない?』

【わかんない・・・】

「そうだよな。わかったら、こんなバカに相談しないよな!」

『竜平がいる前で言いづらいかもしれないけど

              昔、付き合った奴とか・・・?』

【元カレ!? それは無いと思う・・・】

『えっ、なんで?』

【この手紙、読んだでしょ!】

『読んだよ。 このエグい手紙でしょ。』

【この文章の書き方・・・男の子には無理だと思うの!

         絶対オンナだよ、この手紙書いたの・・・】

「オレも、そう思う。」

『竜平~、お前なぁ~!』

【だから、私は竜平くんの元カノだと思ったんだけど・・・

                      違うの?】

「何か、振り出しに戻っちまったなぁ~

       これから、どうすんだよ。ZIN!」

『俺ばっかに頼んなよ・・・

        今、考えてんだからよ~』

「おっ!反抗期だ!!」

『オマエ、コロス。』

「おっ、ロボットみたいにカタコト日本語になったぞ!

            やんのか、コラァ!?」

【やめてよ、2人とも。 顔が猪木になってるよ。】

『俺のが似てる!』

「いや、俺のが似てるよ!」

『やんのか、このヤロォ~』

「やってやるよ、このヤロォ~」

【もぅ~、やめてよ!私の事でケンカしないで・・・】

『別に、恵美ちゃんの事でケンカしてるわけじゃないよ。

どっちが猪木に似てるか?って・・・なっ、竜平!』

「・・・・・・。」

『おい、返事ぐらいしろよ!』

「・・・・・・。」

『ん?どうした??』

「オレ・・・犯人わかったかもしれない・・・」

『えっ!?』

次回、最終回     どろ沼の結末

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2005年7月21日 (木曜日)

若かれし頃・・・Ⅳ

『どうしようぉ~ 困った・・・』

「ZIN! 恵美は何って言ってた?」

『どうすればいいんだ・・・ 困った!!』

「オレのドコが嫌いだって言ってた?」

『ん~。 困った・・・』

「写真~には、写らない・・・美しさぁ~が、あ・る・か・らぁ~」

          ワン ツー スリー フォー 

『リンダリンダァ~ リンダリンダリンダァ~ ア~!』

「よしっ、戻ってきたな!

       昨日、恵美の話って何だったんだよ?」

『足・・・ 足くじいた・・・』

「ばか! リンダリンダで飛びすぎだよ!

              それより、昨日の話は?」

『えっ!? 昨日の話? お前には言えない!』

「言えないって何だよ」

『探偵ってのには、守秘義務ってのがあるらしいからな!』

「・・・・・・・で、どんな依頼だったんだよ?」

『あぁ、恵美ちゃんが嫌がらせを受けてるらしいんだよ!

無言電話とか手紙とか・・・

オレは、お前が付き合ってた女の中に

犯人がいるんじゃないかと思ってるんだけどな!』

「そうか・・・そういうわけか・・・

      別れたいって話じゃなかったんだな?」

『はっ! やられた!!

ハメやがったな、このヤロー!

竜平には内緒でって約束したのに!』

「何年付き合ってると思ってるんだよ。

お前をハメんのは簡単。

ロンブーがガサ入れに来たら終わりだよ、ZINは!」

『知られたからには、しょーがない・・・

絶対、お前1人で動くなよ!

お前が勝手に暴れたら恵美ちゃんとの関係、終わんゾ!』

「あぁ、わかってる。

   でも、そんなにオレの事、恨んでいるのか?」

『それは、違うだろ!

犯人は、お前じゃなくて恵美ちゃんの事を恨んでる。

実際、嫌がらせを受けているのは、恵美ちゃんだし・・・

邪魔なんだろ、恵美ちゃんが!』

「そうか! ZIN、オレは何をすればいい?」

『とりあえず、今まで付き合った女のリストを作れ!

これから恵美ちゃんに会って嫌がらせの手紙ってのを

預かってくるから、消印ってヤツを見て、どの郵便局から

送られてきてるのか見てみよう!』

「あとは・・・」

『わかんね~。今のトコロ、思いつくのはそれぐらい・・・』

                 ・

                 ・ 

                 ・

                 ・

                 ・

【何だか、面白くなってきましたね、ZINさん】

『そうなんだよ!面白くなってきたんだけど、

かなりいっぱいいっぱい・・・

こんな時、本間くんならどうする?』

【ZINさんに聞きます。】

『新米探偵くんには、難しいか!

でも、この時のオレは新米以下の素人だったんだけどね!』

【そうですよね!】

『よく、探偵は先入観思い込みをしちゃいけない

って言うだろう。』

【はい、探偵学校でも言ってました。】

『今思うと、本当にしちゃいけないって実感するよ!』

「どういうことですか?」

『この話を最後まで聞けばわかるよ!』

「はやく聞かせてくださいよ!」

つづく

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2005年7月19日 (火曜日)

若かれし頃・・・Ⅲ

♪プルルルル~、プルルルル~♪

『もしもし・・・誰?』

「ごめんね、ZINくん。こんな朝早くに電話しちゃって・・・」

『恵美ちゃん?』

「うん。ちょっと相談したいことがあって・・・」

『えっ!俺も話たいことがあって、

               電話しようと思っていたんだよ。』

「そうなの? じゃあ、今から会えないかな?

                竜平くんには内緒で・・・」

『OK! 竜平には内緒でね!』

今すぐにでも会って話をしたいという恵美ちゃんと

            ファミレスで待ち合わせることにした。

『ん~。しかし受話器越しの恵美ちゃんの声

                テンション低かったな~。

竜平と別れたいって相談されるのか?

 それとも、他に好きな人が出来たから竜平と別れたいって

 相談されるのか?

 ん!   2つとも一緒か!!』

それにしても、何だか面倒臭い感じになってきた・・・

         電話から1時間後・・・・・

ファミレスで恵美ちゃんの悩みを聞いてみたら、ビックリ!

『えっ!竜平と別れたいって話じゃなかったの?』

「私は、竜平くんと別れたくないの・・・  でも・・・」

『無言電話と登録した覚えのない出会い系サイトから

メールが来るわけだ!』

「あと、手紙が1日おきぐらいに来るんだけど

【竜平と別れろ!】とか【淫乱女】とか書いてあるの・・・

こんな事、竜平くんに言ったらキレて何するか

わからないでしょ。 

だから、ZINくんに相談したの・・・」

『そっか・・・

確かに竜平に言ったら、キレて過去に付き合った女の所に

殴り込みに行くな!

それに、犯人が誰だか分かってないのにアイツ、バカだから

逆に犯人をあおる感じになっちゃうよね!』

「うん・・・」

『わかった。俺にまかせて!

竜平には、今日恵美ちゃんに会ったことは話すけど

適当に話つけとくよ。』

「ところで、ZINくんの話ってなあに?」

『竜平に頼まれて恵美ちゃんの気持ち、聞きに来たんだけど

今の話で、よく分かったから・・・』

  ・・・と言ったものの、どうすればいいのか?

素人探偵ZINに初依頼が来た。

つづく

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2005年7月14日 (木曜日)

若かれし頃・・・Ⅱ

時は、西暦199Ⅹ年  世はまさに世紀末

『あ~ぁ、また負けちゃったよ・・・

           やっぱり強ぇ~な、竜平は!』

「当たり前だよ!

    ちっちゃい頃からサッカーやってたからな!」

『関係ねぇ~だろ?TVゲームなんだから・・・』

 ZINは、工業高校からの友人 川口竜平くんに呼ばれ

 いつもの様に PSのサッカーゲームをやっていた。

『ところで・・・今日は何かあったの?

        突然呼び出したりして・・・』

「今日呼んだのはさぁ~  やっぱり・・・いいや!」

『はぁ!? 「いいや!」じゃねぇ~よ

       せっかく、来たんだから言えよ!』

「わかったよ・・・

 実はさぁ~ 最近、彼女の様子がおかしいんだよね・・・」

『恵美ちゃんの?』

「あぁ、なんか最近、電話してもすぐ切るし、

 一緒に出掛ける約束しても、ドタキャンするし・・・」

『ケンカとかしたの?』

「してねぇ~よ! ホント突然なんだよ・・・突然・・・

            原因不明の密室殺人だよ・・・」

『密室殺人っていうのは意味がわかんないけど

 じゃあ、オレから恵美ちゃんに聞いてみようか?

       きっと原因は竜平にあると思うけど・・・』 

「頼むよ。

  もし、オレが悪いことしたなら謝るよ!って言って。」

『おぉ~ らしくないね、竜平くん!

 いつも強気で、謝ったことなんか1度もないでしょ。』

「アイツと距離が出来て、初めて気付いたよ・・・

    オレには、恵美が必要なんだってことを・・・」

『それでさぁ~』

「おいおい、オレの話を聞けよ! マジなんだよ、マジ!!」

『わかったよ。 じゃあ、明日にでも恵美ちゃんと連絡とって

                       話を聞いてみるよ。』

「おぉ~ 心の友よ!ホント、助かるよ。」

『心の友って・・・ お前は、ジャイアンか?』

「まぁまぁ、これはオレの気持ちだ、受け取ってくれ!」

『いらねぇ~よ!別にモノが欲しくて、引き受けた・・・

          こっ これは!?』

「いらねぇ~なら、返せよ!」

『竜平くん!

 これは、幻の金のエンジェルではないですか!?

 たったの1枚でオモチャの缶詰めが貰えるという幻の…』

「昨日、チョコボールをヤケ食いしてたら、出てきた。」

『オレに任せろ! この依頼引き受けた!!』

つづく

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2005年7月 6日 (水曜日)

若かれし頃・・・

「ZINさ~ん!」

『なんだい、本間くん。

    また、読めない漢字があったのかい?』

「バカにしないでくださいよ~

  そうじゃなくて、今度の土曜日

    僕、調査が入っているんですけど

  ZINさんに替わってもらえないかなぁ~と思って・・・」

『ゴメン!今度の土曜日は歯医者の予約が・・・』

「ZINさん、生まれてから今まで虫歯になったことが無いって

 自慢してたじゃないですか!」

『覚えてた?』

「覚えてますよ!」

『じゃあ、アレだ!子供の授業参観が・・・』

「”じゃあ、アレだ!”

 ってトコから、嘘だってわかるんですけど・・・

 それにZINさん、子供いないし

 結婚すらしてないじゃないですか!」

『バレた?』

「バレてますよ・・・」

『わかった、わかったよ。

 ・・・で、土曜日に何か用事があるの?』

「昨日の夜、田舎から突然電話があって、おじいちゃんが!

       おじいちゃんが・・・・・!!」

『嘘だろ?』

「嘘です。 実は・・・」

『コッ、コイツ・・・軽く流しやがった・・・』

「実は、探偵学校の同期とその時の講師の人たちみんなで

 飲み行くんです。」

『理由って飲み会?それが理由?』

「はい、そうです。所長に言ったら 【行ってこい!

 飲み会に行って、他の探偵社の情報を盗んでこい!】

 と、言われました。

 それと、ZINには【所長命令だ!】と言っておけばいいと…」

『所長メェ~!!』

「そういうわけで、申し訳ありませんが

    土曜日の調査、よろしくお願いします。」

『所長命令じゃしょうがない・・・

  分かったよ、任せておけって!  

  ところで、

  本間くんは、なんで探偵学校に入ろうと思ったの?』

「ん~。小さい頃からの憧れでした、探偵になるのが・・・

 そう言うZINさんは、なんで探偵になったんですか?」

『聞きたい?』

「是非、聞かせて下さい。」

『泣くよ!』

「是非、泣かせて下さい。」

『しょうがないなぁ~。じゃあ、聞かせてあげるよ!

 探偵になる前は、普通にサラリーマンをやってたんだけど

 毎日、同じコトの繰り返しでつまらない日々を送っていた。

 そんな時、高校時代の友達に

 そいつの彼女のコトで相談されたんだよ。』

「それは、どんな相談だったんですか?」

『それはだなぁ~・・・』

つづく

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2005年6月23日 (木曜日)

38.3℃

昨日、都内で浮気調査をしてきた。

「所長さんのトコのZINくん、ちょっとお借り出来ませんか?」

『えっ!ZINでいいんですか?』

都内で探偵社を営む、所長のお友達から指名されたのです。

MAXで請け負った調査じゃないので、詳しい事は

お話できませんが、

大都会で雨の中、傘を差しながら半日近く張り込みをした。

靴は、ビショビショ・・・

服も、ビショビショ・・・

おかげで今日は、高熱を出し寝込んでました。

・・・が!さすが『バファリン』

【バファリンの半分は、やさしさで出来ている!】

そのバファリンのやさしさに包まれたZINは

午後から調子が良くなったので、

マンガ喫茶で漫画を読んでいた。

『名探偵コナン』の第3巻を読んでいた、ちょうどその時・・・

「ZIN、熱の具合はどうだ?」

ヒロさんから電話がかかってきた!

『今、まんが喫茶で漫画読んでますよ!』

とは、言えるはずがない・・・

『まぁ、朝よりは調子よくなってきました・・・』

「そうか・・・熱が下がったからって、油断するなよ!

薬が効いて、調子がいいだけだからな!

絶対にまんが喫茶なんかに行かないで

今日はゆっくり寝とけよ!」

『(ドキッ!)はいっ!』

どこで見てるんだ?

これも”探偵のカン”ってヤツなのか?

恐るべし・・・『名探偵ヒロ』

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2005年6月19日 (日曜日)

プリンセス・サヤ

『ハァ~、俺は何をやっているんだろう・・・』

ZINの左手に、サヤちゃんのちっちゃな手が握られている。

[ZINおじちゃん!

       もうすぐみっき~さんとお写真撮れるね!]

『そうだね、サヤちゃん。

  でもね!おじちゃんじゃなくておにーちゃんだよ!』

ミッキーマウスのグリーティングに並ぶ、

             サヤちゃんとZINおにーちゃん。

まだ、入口のゲートから十数メートルしか歩いていない。

何故、この様な事態になっているかと言うと・・・

        さかのぼる事、10分位前・・・

「よし、みんな集まったな!

        それでは、社員研修を始めるぞ!

本間くんは初めてだから、ヒロと一緒に行動してくれ!」

本間くん以下数名のMAX調査員たちはそれぞれ

所長が適当に決めたカップルを追いかけ始める。

『あれ!?所長ぉ~!

オレは、どのカップルを追いかければいいんですか?』

「そうだなぁ~じゃあZINは・・・」

『どのカップルですか?』

「ZINはカップルはいいから、サヤちゃんを頼む!」

『はぁ!?』

「だ・か・ら!サヤちゃんを頼む!」

『サヤちゃん!?』

「ZIN、お前デズニーランド詳しいんだろ?」

『えっ、まぁ・・・』

「オレ、デズニーランド良く知らないんだよ。

だから、今日1日サヤちゃんはZINに任せる。

オレは、後ろからついて行くから・・・」

『マッ、マジっすか~!?』

・・・と、いうわけで今日1日「プリンセス・サヤ」

召使いになってしまったZIN。

「プリンセス・サヤ」

プーさんと言えば、ハニーハントへ・・・

ピーターパンと言えば、空の旅へ・・・

アリスと言えば、ティーパーティーへ・・・

そして、

「喫煙所はドコだ!」 3歩歩くごとにタバコ!タバコ!と

うるさいへービースモーカーの所長が後ろからついてくる。

『サヤちゃん。もうすぐ時間だから行こうか!』

[うんっ!]

SPイベント「ディズニー・ロック・アラウンド・ザ・マウス」の

中央鑑賞エリアの抽選が当たっていたZIN。

サヤちゃん・所長・ZINの3人は、抽選にハズレて

立ち見をする人たちに、ちょっとした優越感を感じながら

指定された座席に座り、楽しんだ。

[ZINおにーちゃん、

みっき~さんと一緒にクルマに乗っている人、誰?]    

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『アレは、グーフィーの子供で、マックスっていうんだよ!』

[グーフィーがパパなの?

         じゃあ、マックスのママはどこにいるの?]

『え~と、マックスのママはね・・・

         大人の事情で違うところにいるんだよ!』

[大人の事情ってな~に?]

サヤちゃんの質問のしつこさに困り、疲れるZIN。

もっと、困るのはこの人・・・

「アイツの名前は、マックスっていうのか!いい名前だ・・・」

隣でマックスくんに親近感を抱き始めた所長がいる。

その後、「ドリームス・オン・パレード」、

「エレクトリカルパレード・ドリームナイツ」と「花火」。

大はしゃぎで見ていたサヤちゃんも、今はZINの背中で

疲れて寝てしまっている。

PM9:30 調査打ち切り MAX調査員 全員集合!

『本間くん、初めての研修どうだった?』

【ヒロさんと一緒だったんで、楽だったというか

              とても勉強になりました】

『そうか、それはよかったね、本間くん』

「よし、みんな集まったな!今日はお疲れ様。

今日の調査は各自、報告書にして後日テープと一緒に

提出してくれ。質問がなければ解散するぞ!

        それでは、解散!」

解散!と、言われても

ZINの背中では「プリンセス・サヤ」が眠りについている。

『所長!サヤちゃん寝ちゃってるんですけど、

    いつまで、おんぶしてればいいんですか?』

「よし、オレに任せろ!

きっと、悪い魔法使いに魔法をかけられているんだな!

いくぞ!

      ビビディ~・バビディ~・ブゥ~

どうだ!起きたか?」

【…ZINさん、今日1日で所長に何が起きたんですか?】

『わからん・・・。とりあえず、今言えることは、

きっと今度は、ディズニーシーで研修するかもしれない・・・』

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2005年6月11日 (土曜日)

社員研修

MAXでは、社員研修制度というものがあり、探偵の技術

意識の向上を目的に月1回実施される。

所長が決めた適当な場所に行き、

適当に決めたカップルを追いかける。

もちろん、依頼者がいないという気楽さはあるが

もしバレたら、怒られたり捕まったり大変なことになるし

その後、報告書を所長に提出して評価をつけられ

給料にも大いに影響するMAXの査定イベントだ!

「新入社員も入ったことだし、明日やるぞ!」

『わかりました。・・・で、場所はドコですか?

              埼玉県内?それとも、都内で?』

「いや、今回は千葉でやろう!」

『千葉ですか!?それじゃあ、松戸か柏ですよね!』

「いや、明日の現場は舞浜、デズニーランドだ!」

『ディズニーランド??

  あの、「夢と魔法の王国 ディズニーランド」ですか!』 

「新人の本間くんには丁度イイだろう。

では、明日の朝、デズニーランドの入り口で集合しよう!

          おつかれぇ~!            」

・・・と言って、所長は帰宅した。

【ZINさん、いつもこんな感じで決まるんですか?】

『まぁ、そうだな・・・ いつも突然だからなぁ~

馴れだよ、馴れ!

本間くん、明日は現地集合だから遅れるなよ!』

【ハイッ、でも、所長が「デズニー」って

 言っていたんですけど「ディズニー」ですよね?】

『その辺は、流しておけ!面倒くさいから・・・』

        そして、社員研修当日

『おはようございま~す!』

「ZIN、遅いぞ!お前が最後だ!」

『すみません・・・ みんな、やる気満々で・・・・・

・・・って、所長ぉ~!』

「何だ、ZIN?」

『そっ、その手を繋いでいるちっちゃい女の子、誰ですか?

                 もしかして、ゆ・う・か・い!?』

「おぉ、これか!この子は、姪っ子のサヤちゃんだ!

サヤちゃんがど~しても、ミッキーさんに会いたい

って言うから・・・。ねぇ~、サヤちゃん!」

〈うん!みっき~さんと一緒にお写真撮るんだも~ん!〉

『(これか!これで今日は、ディズニーランドなのか・・・)』

つづく

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2005年6月 6日 (月曜日)

フレッシュマン

「お~いZIN、ちょっとコッチに来い」

『何ですか?所長、肩なら揉みませんよ!』

「そうじゃない。6月からMAXで働くことになった本間君だ」

【本間です。○○探偵社の探偵学校を卒業しました。

 学校の尾行実習でしか、調査をしたことがないので

    これからご指導のほど、よろしくお願いします】

『(尾行実習なんか、調査じゃなくて鬼ごっこなんだけど…)

 こちらこそ、よろしく!探偵って思っている以上に大変な

 仕事だから、頑張ってね!』

【はいっ!】

     ここから、ZINと所長の密談が始まる・・・

「ZIN!本間君の教育係は、お前に任せたからな!」

『ヘイッ、分かりやした。

      辞めない程度にコキ使ってやりやすよ!』

「ハッハッハッ、おい越後屋!

        本当にお前は根っからの悪よのう~」

『いやいや、お代官様の足元にも及びませんよ!』

        2人 顔を見合わせて・・・

        「『ハッハッハッハッ~』」

  毎日、溢れんばかりの愛情をもって

  本間君に仕事を教えているZINでございます。

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2005年5月19日 (木曜日)

推理小説

いつ巻き込まれるか分からない殺人事件に備えて

推理小説を読んでいる。

『数々の殺人トリックそして、アリバイトリック』

今のうちから『完璧な計画をたててくる知能犯』の

対策をしておかないと!

 ほぉ~、掃除機の電源コードで絞殺か~

 収納されてると気付きにくいなぁ!

 ほぉ~、マジシャンズセレクトで思い通りに毒殺か~

 犯人がこんな手法を使ってきたら、キビシ~なぁ!

 ほぉ~、証拠隠滅するのに放火しちゃうのか~

 なんてアバウトな犯人なんだ・・・ZINなら、こうするのになぁ!

このままじゃ、『名探偵』になるよりも、『名犯罪者』になれそうだ。

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2005年5月18日 (水曜日)

秘密兵器

MAX調査事務所内では

「”バイク”と言えば”ZIN”」

「”ZIN”と言えば”バイク”」って感じ。

探偵業界では、バイクをそこそこ乗りこなせると

重宝されるらしく、かなり可愛がられています。

 『ZIN!お前はMAXの秘密兵器だ!

    バイクで○○さんに、この書類届けてきて!』

 『ZIN!お前はMAXの秘密兵器だ!

            バイクでコンビニ行ってきて!』

                ん!?

            秘密兵器=パシリ?

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2005年5月 4日 (水曜日)

ZINの経歴

MAX調査事務所に入社する前、ZINは某大手探偵会社で働いていた。

しかし、この会社の「やり方」・「考え方」がZINの肌に合わず

そして、音楽性の違いから解散・・・

間違えた! 退社した。

尾藤イサオに憧れて、ロックンローラーになろうとしたが

挫折・・・。

隅田川のほとりで、ダンボール&ブルーシートで生活していた所

を今の事務所の所長に拾われて・・・

毎日、コキ使われている。

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名探偵(!?)ZINの誕生

子供の頃、TVドラマの主役でよく見た探偵に憧れた。

殺人事件に巻き込まれて、自分の推理で事件の真相を暴く!

         カッコい~☆

数年前、そんな憧れの職業に転職してみたものの・・・

 「アーモンド臭がする…。これは青酸カリだ!」

 「これは自殺じゃない…。密室殺人だ!」

 「謎はすべて解けた!犯人はこの中にいる!」

まだ、1度も言ったことがない。

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えっ!俺が?

     「今、『ブログ』ってのが流行ってるらしいよ」

こんな話を所長が言い出した。

今までの付き合いから、本当に言いたい事は分かる。

     『ブログ』を作れ!!

面倒臭そうだから、所長の言うことをシカトしていたら

姑の小言のように、日に日に増していく。

     1ヶ月に1回 (さり気なく・・・)

         ↓

     1週間に1回 (呼び出されて・・・)

         ↓

     1日に数回 (耳元で・・・)

『限界だ!もう逃げられない!!』

余計な仕事が増えるけど、これも仕事。

笑顔で所長が近づいてきて、ZINの肩を『ポンッ』と叩く。

     「がんばれよっ!」って・・・

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