我が人生 決断の時Ⅱ
『えっ!? これじゃダメなの?』
【ここは社名じゃなくて代表者名と住所を書いて!】
『はぁ!? だってココに商号の名称って書いてあるよ!』
【代表者名でお願いします。】
『ダメ?』
【ダメです。】
『ホントに?』
【ホントです。】
『わかりました。ちょっと待ってください。』
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「どうしたの? 中で揉めてたみたいだけど・・・」
『書類の書き方違うんだって!』
「書き直して出直して来い!って言われたの?」
『斜線引いて書き直してもいいらしいんだけど・・・』
「書き直せばいいじゃん」
『綺麗な形で仕上がった書類を出したいし・・・』
「生活安全課の中でそんな事で揉めてたの?」
『そう・・・』
「国家権力に楯突くとは・・・」
『実は・・・』
「実は?」
『カバンの中にもう一枚あるんだよね。
書き直せって言われた書き方の書類が!』
「最初からそっちを出せば良かったじゃない。」
『わかってれば、2タイプも書類作ってこないよ。
じゃあ、これ出してくるからもうちょっと待ってて!』
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10分後・・・
『MAKI、お待たせ! 探偵業届出証明書を貰ってきたぞ』
「そう・・・ちょっと待って」
『メールか? 誰から』
「うん・・・ ちょっとね・・・」
『MAKI・・・ お前まだ・・・』
「違うの! 休暇もらってちゃんと話してきたんだけど
ちょっと誤解というか何と言うか・・・」
『このままじゃ仕事に集中出来ないだろっ!』
「大丈夫」
『大丈夫じゃないだろう。
仕事の事は考えなくていいから、休んでケリ着けてこい』
「ごめん。 迷惑かけちゃって・・・」
『自分が納得出来るまで帰ってくるな!
わかった?』
「うん・・・」
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